1 エラーの確認方法について
CSVファイルの読込み時にエラーが発生した場合には、「CSVファイルチェックエラー一覧」画面が表示されます。この「CSVファイルチェックエラー一覧」画面又は「CSV出力」ボタンを押して出力されるCSVファイルの内容を確認することにより、エラーが生じた箇所やエラーの原因を特定し、エラーを解消することができます。
(1) 読込ファイル単位の出力
「CSVファイルチェックエラー一覧」画面はエラーが存在するCSVファイルごとに出力されます。
CSVファイル内にエラーが複数存在した場合には、エラーは20件まで出力されます。
20件を超えるエラーが存在する場合には、「CSV出力」ボタンを押し、エラー一覧のCSVファイルを出力してください。
(2) エラーが生じた箇所の特定
「CSVファイルチェックエラー一覧」画面に表示されている「エラーレコード」欄には、読み込んだCSVファイル内の行番号が表示されます。
「エラー位置」欄には半角文字のカンマ「,」で区切られたそれぞれの項目のうち、エラーが生じている項目の項番が表示されます。
(例)「給与所得の源泉徴収票」の3行目に記録されたレコードのうち、項番14の項目である「支払を受ける者氏名」の内容にエラーが生じている場合
「エラーレコード」欄には「3レコード目」、「エラー位置」欄には「14」と表示されます。
また、入力された年月日が実在する日であるかどうかなど、「元号」「年」「月」「日」の4項目をまたぐチェックでエラーとなった場合には、エラーが生じた箇所が複数となります。その場合には、「エラー位置」欄には「エラーが生じた項目の最初の項番〜エラーが生じた項目の最後の項番」と表示されます。
(例)「給与所得の源泉徴収票」の項番44から項番47までの「受給者の生年月日」に誤りがある場合には、「エラー位置」欄には「44〜47」と表示されます。
(3) エラー内容
「エラー内容」欄にエラーの内容が表示されます。表示されるエラーの内容を参考に、CSVファイルの修正を行ってください。
なお、エラー内容に(W)と表示されているものは、確認メッセージとなりますので、確認していただき、内容に誤りが無ければそのまま送信していただけます。
2 CSVファイルの修正について
CSVファイルの内容及び記録要領については、国税庁ホームページの「光ディスク等の規格とレコードの内容及び記録要領について(法定調書)」を参照ください。「レコードの内容及び記録要領」に従いCSVファイルを修正していただくと、CSVファイルの読込みが正常に行えるようになります。