1 エラーの確認方法について
CSVファイルの読込み時にエラーが発生した場合には、「CSVファイルチェックエラー一覧」画面が表示されます。この「CSVファイルチェックエラー一覧」画面又は「CSV出力」ボタンを押して出力されるCSVファイルの内容を確認することにより、エラーが生じた箇所やエラーの原因を特定し、エラーを解消することができます。
(1) 読込ファイル単位の出力
「CSVファイルチェックエラー一覧」画面はエラーが存在するCSVファイルごとに出力されます。
CSVファイル内にエラーが複数存在した場合には、エラーは100件まで表示されます。100件を超えるエラーが存在する場合には、「CSV出力」ボタンを押し、エラー一覧のCSVファイルを出力してください。
(2) エラーが生じた箇所の特定
「CSVファイルチェックエラー一覧」画面に表示されている「エラーレコード」欄には、読み込んだCSVファイル内の行番号が表示されます。
「エラー位置」欄には半角文字のカンマ「,」で区切られたそれぞれの項目のうち、エラーが生じている項目の項番が表示されます。
(例)「非課税適用確認書の交付申請書に記載された事項」の3行目に記録されたレコードのうち、項番6の項目である「申請者の氏名」の内容にエラーが生じている場合には、「エラーレコード」欄には「3レコード目」、「エラー位置」欄には「6」と表示されます。
また、入力された年月日が実在する日であるかどうかなど、「元号」「年」「月」「日」の4項目をまたぐチェックでエラーとなった場合には、エラーが生じた箇所が複数となります。その場合には、「エラー位置」欄には「エラーが生じた項目の最初の項番〜エラーが生じた項目の最後の項番」と表示されます。
(例)「非課税適用確認書の交付申請書に記載された事項」の項番2から項番5までの「提出年月日」に誤りがある場合には、「エラー位置」欄には「2〜5」と表示されます。
(3) エラー内容
「エラー内容」欄にエラーの内容が表示されます。表示されるエラーの内容を参考に、CSVファイルの修正を行ってください。
2 CSVファイルの修正について
CSVファイルの内容及び記録要領については、国税庁ホームページの「NISAにおいて金融商品取引業者等の営業所の長が所轄税務署長に提供する事項の「レコードの内容及び記録要領」等について」を参照ください。「レコードの内容及び記録要領」に従いCSVファイルを修正していただくと、CSVファイルの読込みが正常に行えるようになります。